日本時間14日に行われたリーガ第32節、バルセロナ対バレンシア。
今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハード・ワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、監督と主審についての分析、評価をする。
バルセロナMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):フィリペ・コウチーニョ
2アシストの大活躍。負けてもおかしくない試合でチームを勝利に導いた。
バルセロナTHW(ザ・ハード・ワーカー):アンドレス・イニエスタ
高いクオリティで様々な役割をこなした。彼の存在がなくなるバルセロナを想像するのは難しい。
バルセロナMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):DF陣
あまりにもミスが多すぎた。バレンシアが外し続けたからよかったものの、敗戦していてもおかしくない。
バレンシアMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ホセ・ルイス・ガヤ
左サイドで活発に上下動を繰り返し、多くのチャンスを作りだした。ゴンサロ・ゲデスとの相性もいい。PKも獲得。
バレンシアTHW(ザ・ハード・ワーカー):ゴンサロ・ゲデス
ガヤとともにチャンスを演出。積極的にシュートを放ち、バルセロナを脅かした。確実にバレンシアには欠かせない選手だ。
バレンシアMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):ロドリゴ・モレノ
多くの決定的なチャンスを無下にした。少なくとも1得点は容易に決められたはず。バルサ相手に力が入ったか、本来の勝負強さを発揮できなかった。
バルセロナ監督:エルネスト・バルベルデ
バレンシアが左サイドに比重をかけるシステムだったこともあり、主にカウンターからセルジ・ロベルトのところで数的不利を作り出されてしまった。攻撃面では4-4-2の守備ブロックの間に多くの選手を配置し、プレスの力を分散。結果としてフリーの選手を作り出すことに成功した。ミスが多くカウンターへの対応も不十分だったため複数失点してもおかしくない試合だったが、相手の決定力の低さに助けられた。
バレンシア監督:マルセリーノ・ガルシア・トラル
右サイドバックにルベン・ベソを起用し、攻撃時はガヤのサイドから積極的に仕掛ける、アシンメトリーな布陣で挑んだ。4-4-2のゾーン守備は横幅も縦幅も非常にコンパクトで、スライドも悪くなかったものの、肝心のボールの出どころに圧力をかけることができなかった。チャンスは多くあっただけに、悔やまれる敗戦。
主審:カルロス・デル・セロ・グランド
序盤に立て続けにイエローカードを提示したことで、荒れ試合になりそうだったが、そこから立て直した。しかしガブリエウは退場になってもおかしくないような危険なタックルを見舞っていたし、ピケにももう一枚イエローカードが出てもおかしくなかった。
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