プレミアリーグ リバプール

リバプール、マンU長身MFを獲得へ。55年ぶりの“禁断の移籍”か

 リバプールは今夏、マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表MFマルアン・フェライニ獲得に乗り出すかもしれない。9日、フランス紙『レキップ』がこれを伝えている。

 フェライニを巡っては、今季終了後に契約が切れることからクラブは引き留めに動いているものの契約延長の交渉は難航しており、本人は出場機会に恵まれていないことから退団を希望していると伝えられていた。またパリ・サンジェルマン、モナコやベシクタシュが同選手獲得に興味を示しているものとみられている。

 一方、リバプールはドイツ代表MFエムレ・ジャンの去就が不透明になっており同選手の後釜確保が今夏の課題となっているが、どうやらフェライニも後釜候補にリストアップした模様。そのフェライニには現在3年契約を準備していると伝えられており、PSGをはじめとする他クラブとの獲得レースに参戦することとなりそうだ。

 なお、ユナイテッドとリバプールは長らくイングランドで数多くのタイトルを獲得し、ライバルとしてしのぎを削ってきたこともあり、両クラブ間で移籍した選手は1964年のFWフィル・チゾールが最後となっている。果たしてフェライニは55年ぶりとなる“禁断の移籍”に手をかけることとなるのだろうか。