しかしそれだけでは、パチューカの守備陣に数えきれないほどのシュートを浴びせたモンテレイを止めることはできなかった。意外にも僅差の試合になったが、長く緊張感のある戦いの末、モンテレイは84分にカルロス・サンチェスが決勝点を決めて勝ち点3を手にした。
2月24日以来、パチューカはカップ戦を含めて勝利を手にしていない。これはロス・トゥソスにとって今季が終わってしまったことを意味するのだろうか?必ずしもそうではない。リーガMXでは短期間で劇的に状況が変わるからだ。
順位表を見ると、パチューカは上位8チームのプレーオフ圏から勝ち点2しか離れていない。今後数節の結果次第では、ロス・トゥソスはすぐに8位以内に入ることも可能だ。
しかし先にも述べた通り、連敗を止めるには本田の「気前のよさ」だけでは十分ではない。
6日のプエブラ戦では、リーガMXのスターと彼のチームメートは嫌な流れを変えることができるのだろうか。
著者:セザル・ヘルナンデス
メキシコ代表、メキシコリーグ、国外で活躍するメキシコ人選手の取材を得意とするフリーランスジャーナリスト。『ESPN』『FourFourTwo』『FutMexNation』『Soccer Nation』に寄稿している。
Twitter: @cesarhfutbol
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