UEFAヨーロッパリーグ、ラウンド32の2ndレグ。アタランタ対ドルトムントの試合が日本時間23日に行われる。
1stレグではホームのドルトムントが後半終了間際、今冬新加入のベルギー代表FWミシー・バチュアイの劇的ゴールで勝ち越しに成功。シーソーゲームをものにした。
なんとか勝ち切ったドルトムントだが21日、同クラブ公式でとあるデータが紹介された。それは「アタランタのホームゲームでの勝負強さ」だ。
アタランタはELグループステージでフランスのリヨン、イングランドのエバートン、キプロスのアポロンとEL常連チームを押しのけて首位通過。このグループステージでのホーム戦は3戦全勝で7ゴールを挙げ失点は1にとどめている。これは、UEFAカップ時代を合わせても、ホームでまだ負けがなく5勝3分けで2失点しかしていないと伝えられた。
さらに、コッパ・イタリアでファイナルまで勝ち残っているアタランタは今季のリーグ戦、現在8位で上位陣を追走。セリエA第7節のホームで行われたユベントス戦では2失点を喫してからの2得点を挙げて追い付くなど勝負強さを遺憾なく発揮。ほとんどのチームがそうだが、ホームでの得点数や失点数は明らかに良い。
また、アウェーゴールを2点取られているドルトムントはイタリアのチームを苦手としているようだ。イタリア勢の対戦は敗退のほうが多く、通算11回の対戦で勝ち抜けたのはラツィオ、ローマ、ミランと当たった3回だけとなっている。
しかし、ドルトムントの悪いデータばかりではない。ホームでの1stレグに勝利し、次のラウンドに行けなかったのは1987年クラブ・ブリュージュと対戦した時の1度だけと紹介されている。
ドルトムントは果たしてラウンド32を突破できるのだろうか。
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