ラツィオのオランダ代表DFステファン・デ・フライの契約更新が失敗した。同選手は今季限りでラツィオをフリーエージェント、つまり移籍金0で同クラブを去ることになる。このことに関して同選手が、ファンに向けてメッセージを発表している。20日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ラツィオのSDイグリ・ターレ氏は19日、デ・フライが契約更新をしないと発表した。インテルやバルセロナ、そしてチェルシーやアトレティコなど欧州の強豪クラブがこぞってその獲得を目指しているだけに同選手を移籍金0で放出するのは大きなニュースだ。
もちろん実力のある選手であり、ファンから愛される選手でもあった。それだけに、このニュースにショックを受けた多くのサポーターたちがSNS上で同選手に対しての非難の声があがっている。
多分それも原因の一つであろう。デ・フライは自身のインスタグラム上でファンたちへのメッセージを発表している。
「僕の将来に関して様々な噂が飛び交うとてもつらい時期だった。最終的には誰も望んでいないこのような状況になってしまった」
「残念ながら様々な理由により、両方が納得できる合意に至ることができなかった。ファンたちの失望はわかっているし、このようにここを去るのはとてもつらい」
同選手は2014年よりラツィオに在籍し、現在セリエA4位のラツィオの快進撃を支える一人だ。その分、同クラブに対する思いも強いのだろう。しかし、一人の選手としてさらなるステップアップを望んでいるのも事実だ。
「僕は本当にここで幸せで、我が家のように思っているんだ。でも、夢を叶えるためにはそこから飛び出すことも必要になる」
「僕を応援し、信じ続けてチャンスを与え続けてくれたラツィオとファンたちには感謝してもしきれない。今まで毎日全力を出し切ることで感謝してきた。最後までそれを続けるよ。ありがとう」
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