ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

ドイツ人の得点だけでブンデスリーガ順位を再計算。バイエルンはまさかのCL圏外

 バイエルンが首位を独走するブンデスリーガだが、ドイツ人の得点だけで順位を計算するとその形勢は大きく違ったものになる。14日、ドイツ紙『ビルト』が報じた。

 国内選手の活躍度を比較するためにドイツ人のゴールをもとに試合結果を再計算すると、実際のリーグでは首位に立つバイエルンは勝ち点32となる。順位はチャンピオンズリーグ出場圏外の6位だ。

 ドイツ人最多得点者が6ゴールのマクシミリアン・フィリップであるボルシア・ドルトムントも、9位と実際の順位を大きく下回っている。

 代わりに首位に立つのは、勝ち点が実際よりも6増えて41となるレバークーゼン。10ゴールで得点ランキング4位タイのFWケビン・フォラントの活躍が大きい。

 この結果を受けてレバークーゼンのルディ・フェラーSDは、クラブの成果について以下のように語った。

「このスタッツは面白いし、特にドイツサッカー連盟にとって興味深い。我々はいつも、代表でプレーできるような若いドイツ人選手を育てようとしている。重要なのは攻撃的なスタイルでファンを楽しませることだ」

 また逆に外国人選手だけの得点を集計すると、首位に立つのは現実と同じくバイエルン。これはもちろん、得点ランキング首位のポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの貢献が大きい。ドルトムントが2位、フランクフルトが3位となり、少なくとも上位陣に関してはドイツ人だけの順位よりも現実に近い結果となる。