12日に行われるプレミアリーグ第27節、サウサンプトンのホームに乗り込むリバプールのユルゲン・クロップ監督は、サウサンプトンファンからのブーイングが予想されるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクについて、感情をコントロールするようにアドバイスしたと試合前日の記者会見で述べた。英紙『デイリー・メール』が伝えている。
1月の移籍期間にサウサンプトンからリバプールへ移籍したファン・ダイク。高額な移籍金をサウサンプトンに残していったものの今シーズンが始まる前に、すでに移籍を希望していたこともあり同クラブとの間に遺恨を残している。
プレーに影響する可能性があるだけにクロップ監督は同選手に対してブーイングや指笛は無視するべきだとアドバイスをしたそうだ。
「私たちは人間だから状況に影響されるものだ。普通の試合になるわけがない。」
「サッカーファンがどんな人たちか。彼らは私たちがやっていること全てを邪魔したいと思っていて指笛を吹くんだ。私はいいことだとは思わないね。それが大きな影響力を持つとも思わない。存在はするけれど、私たちはそれをより大きくしてはいけないし、するつもりもない」
「特別な試合だということは分かっているけれど、ただそれだけのことさ。私たちは試合で何をしなければいけないかについて考えているしブーイングが鳴りやまない難しい状況をどうやったら避けられるかなんて考えてない。防ぎようのないことだからね」
「受け入れなければいけないんだ。騒音や敵対的な雰囲気にね。そしてそんな中でもサッカーをきちんとやらなければいけない」
今シーズンマンチェスター・シティに土をつけたプレミアで唯一のクラブであるリバプールだが、スウォンジー・シティ相手に取りこぼすなど決して安定しているとは言えない。
吉田麻也も出場予定のこの試合で勝利を収め4位をキープすることができるだろうか。
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