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ブッフォン、ユーベでの未来について思いを語る「チームの力になれる限り続ける」

 ユベントスで主将を務めるGKジャンルイジ・ブッフォンは、近づく引退のときを見据え自身の将来について思いを巡らせているようだ。26日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が、同選手のコメントを紹介している。

 2001年からユベントスのゴールマウスを守るブッフォンは、今月28日に40歳を迎える。現役続行か引退か。キャリアの岐路に立つ同選手は、これから先のことについて「友情関係にあるアンドレア・アニエッリと会って、じっくり話をして、すべてについて一緒に考えるよ」と、クラブの会長と話し合い将来を決めると明かした。

 またユベントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは、会見の席でブッフォンについて「引退は人生の一部であり、偉大なことを行うには次の40年がある」と引退後も素晴らしいキャリアを築けるとしながらも、「今、ジジ(ブッフォンの愛称)はサッカー選手だということだけを考えている」と、偉大なGKの思いを代弁した。

 そんなブッフォンは、これからのキャリアについて「しがみつくのは好きじゃない。ユベントスの力になれる限りは続けるだろう。そうじゃなければ辞めるよ」と、明確な考えを明かしている。

「私はサッカー選手であり、6月まではチームメイト、クラブ、チームスタッフに対しての強い使命感がある。何の疑いもなく、ただそれだけを考えている」と、シーズン終了まではプレーに専念するという強い意志を示した。

 ユベントスで現在638試合に出場しているブッフォン。今後、この数字はどこまで更新されるだろうか。