現在リーガ首位のバルセロナは国王杯ベスト16でセルタ・デ・ビーゴと11日に対戦する。セルタのファン・カルロス・ウンスエ監督は昨シーズンまでバルセロナの第二監督をつとめていた。同監督がこの試合の意気込み、そして難しさを語っている。スペイン紙『マルカ』が10日報じた。
バルセロナと言えばアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを想像する人が多いのではないだろうか。実際に今季彼らと対戦したチームのいくつかは彼にマンツーマンのマークを徹底するようにした。
それでも彼らは得点をあげられ敗れている。それはなぜか。確かにメッシという選手の素晴らしいプレーが原因でもある。しかしそれはバルセロナというチームが素晴らしい選手たちの集まりだからだ。
セルタはリーガ、そして国王杯のファースト・レグ両方でバルセロナと引き分けに持ち込むことに成功した。これらのことに関してウンスエ監督はこう語る。
「確かに何人かの監督は彼を90分間マークさせるよう試したみたいだ。でも私はそれが好きじゃないんだ」
「もしかしたら試合中の少しの間なら彼の邪魔を成功できるかもしれない。でも他の(バルセロナの)選手たちはどうするんだい?」
セルタがバルセロナと“引き分けた”2試合、同監督はメッシのみに集中はしなかった。“チームワーク”での守備に集中したのだ。だが彼はバルセロナの強さを熟知している。
「可能性があるとしたら私たちのベストの、つまり完璧な試合をすることだね。そして彼らがついてない日だということを祈る」
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