チェルシーのアントニオ・コンテ監督が、ユベントス時代の教え子でもあるバイエルンミュンヘン所属のチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの獲得を希望したと27日ドイツ紙『キッカー』が報じた。
ビダルは今シーズン公式戦23試合に出場し5ゴール2アシストの活躍を見せている。そんな30歳の同選手はバイエルンとの契約を2019年まで残しておりクラブ側は2年後に無償で手放すことは避けたいとしている。シーズン途中からレヴァークーゼン時代の恩師でもある、ユップ・ハインケス監督が就任し活躍の幅を広げたビダルとバイエルンが契約延長を結ぶかどうかも焦点になってくる。
そんななか、チェルシーのコンテ監督は「本来、私は他クラブに在籍する選手のことについて発言することはよしとはしない」と前置きしながらも、長い間共に戦いイタリアでタイトルを獲得した元教え子について「戦に臨むのであれば、ビダルのような選手を脇に控えておきたいものだ」と評価。ただそれと同時に、「7月までは、まだだいぶ時間があるよ」と付け加えた。
また、今夏バイエルンに加入するともみられているシャルケのドイツ代表MFレオン・ゴレツカとの兼ね合いもありクラブに決断が攻められている。
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