ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、ジダンへの信頼は揺るぎない。ベンゼマの去就は不透明に

 レアル・マドリードはリーグ第17節バルセロナ戦での敗北によって、FWカリム・ベンゼマは首脳陣からの信頼を失った可能性があるようだ。27日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 マドリード会長フロレンティーノ・ペレス氏はチームのクリスマス休暇明けにジネディーヌ・ジダン監督との面談を予定。前監督のラファエル・ベニテス政権時代に4-0でバルセロナに敗北して以来のムードに包まれたマドリードだが、あくまでジダン監督への信頼は失っていないとみられる。

 サポーターからの支持も受けるジダン監督とは対照的に、ベンゼマに対しては冷たい目線が注がれている。一部サポーターからは「昨シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝アトレティコ・マドリード戦で見せた”魔法のドリブル”以降に輝きを失っている」と評価されており、すでに「去ることが決定した選手」と認定されている。

 現地メディアによれば、首脳陣もいくつかの試合でのベンゼマの態度に不満を抱いているという。パフォーマンス低下は明らかのため、今季にその実力を示さなければ、来季はマドリードから活躍の場を移す可能性も高いとみられている。