コッパ・イタリアの準々決勝ミラン対インテルがジュゼッペ ・メアッツァで28日行われた。
ミランとインテルはともにリーグ戦2連敗中。ミランはクリスマスを返上しトレーニング。一方、インテルはクリスマスのトレーニングを中止。休日に変更した点が注目を集めた。インテルDF長友佑都は先発出場を果たしている。
試合は前半22分、インテルが右コーナーキックを獲得すると、中でインテルDFミラン・シュクリニアルが逸らし、最後はMFイバン・ペリシッチがゴールネットを揺らす。しかし、その直後VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)制度を使って再度確認。すると得点は取り消され、幻のゴールとなった。
前半はインテルがボール支配するも効果的なボール運びはできず。一方、ミランはシュート数こそ多いものの、決定的なシーンは作れず。両チームとも決め手を欠いたままハーフタイムを迎えた。
後半に入り、両チームが決定的チャンスを作る。後半78分、スソがペナルティエリアの右外から狙い澄ましたシュートを放つも、ボールはポストに嫌われる。後半80分には、ペリシッチがDFラインの裏に抜け出し、GKと1対1を迎えるがシュートは枠外へ。
両チーム得点には至らず、0-0のまま延長戦へ入った。
スコアが動いたのは延長前半14分、負傷交代したカリニッチと替わる形で入った途中出場FWパトリック・クトローネがヘディングでゴール。これが決勝点となり、ミランがインテルを1-0で下した。
ミランはラツィオと準決勝で対戦することが決定した。
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