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サンパオリ監督、警官に暴言「おまえらなんか1ヶ月で100ペソしか稼げないんだろう」

 キリスト教文化圏において、イエス・キリストの誕生を祝う聖誕祭であルクリスマスはとても重要な意味を持つ。そんな日にアルゼンチン代表のホルへ・サンパオリ監督が“やらかしてしまった”ようだ。26日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『カルチョメルカート』など多数メディアが報じている。

 ただでさえ重要な“祝日”であるクリスマスである。そんな日に娘が結婚式を挙げ、サンパオリ監督は“いい気分”になりすぎたのかもしれない。その結果深酒をしてしまった同監督は警官に対して暴言を吐いてしまった。

 事件が起こったのはブエノス・アイレスから335km北西にあるカシルダで起こった。同監督は娘の結婚式の後、友人や親戚と車で移動していた。しかしこの際、同監督所有の車には法定乗車定員を上回る7 人が乗っていた。そのためこれを発見した地元警察が停車させたのだ。

 サンパオリ監督は深酔いで気が大きくなっていたのだろう。友人や親戚が怒る同監督を警官から引き離している際に、警官たちにたいして「この野郎、おまえらなんか1ヶ月で100ペソ(約618円)しか稼げないんだろう」と暴言を吐いてしまった。

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は同監督はその際に運転をしていなかったと報じているが、アルコールテストが行われたことも確認されており飲酒運転の可能性もある。その一部始終が撮影されYoutubeに共有されているのでさらなる騒動に発展する可能性もある。

 現在アルゼンチン代表を指揮するサンパオリ監督は2012年から2016年までチリ代表監督をつとめていた。同監督は今年の10月にその代表メンバーであったバイエルンのMFアルトゥーロ・ビダルの飲酒癖を批判する発言をしていた。