ラ・リーガ バルセロナ

バルサGKテア・シュテーゲンが、クラシコを前に今季の強さの秘訣を語る

 バルセロナのゴールマウスを守るテア・シュテーゲンが、スペイン『エル・パイス』のインタビューに応え、エル・クラシコに向けて自身の思いを語っている。21日、スペイン紙『マルカ』が報じた。

 今季リーガで圧倒的な強さを見せるバルセロナは、16試合消化時点で勝ち点42の首位。2位のアトレティコ・マドリードとは勝ち点6差。さらにレアル・マドリードとは11ポイント差と、ライバルを大きく引き離している。

 現地時間23日には、マドリードとのクラシコを控えているが、この大一番を前に守護神テア・シュテーゲンは「彼ら(マドリード)のプレースタイルを理解する必要がある」と、これまで何度も対戦を経験してきた相手にも警戒心を強めている。

 また苦い記憶としてテア・シュテーゲンを悩ませているのは「89分のセルヒオ・ラモスのゴール」と、昨年12月に行われたクラシコで、終了間際に与えた同点ゴールを挙げた。

 とはいえテア・シュテーゲンは、今季好調バルセロナの成果の秘訣を問われると「チームが団結していることに加え、今季から今までと異なる仕事を行なっている監督のおかげ」と、アスレティック・ビルバオからやってきたエルネスト・バルベルデ新指揮官の功績だと明かした。そして「彼は常に、チームをより良くするための方法を知っている」と、監督の印象を述べている。

「世界的にも最高のクラブが顔を合わせる」と、クラシコに意気込むテア・シュテーゲン。今季のリーグ戦すべてに出場を果たしている守護神は、ライバルとの一戦を制し、昨季89分に浴びたセルヒオ・ラモスのゴールを払拭することができるだろうか。