日々、英国メディアから投げかけられる質問が、チェルシー指揮官アントニオ・コンテの逆鱗に触れたようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、18日に報じている。
コンテ監督率いるチェルシーは、プレミアリーグ第18節サウサンプトン戦を1−0で勝利。後日、去就について質問されたコンテ監督は、メディアに対し怒りを露わにしている。
「毎日のように、私の将来について話がされているが、それは正しいことではない。昨季、私が達成したこと、そして今季やっていることに対して、少なからずリスペクトがあるべきだと思う」
最近では、英メディア『デイリー・レコード』などが、バイエルン元指揮官のカルロ・アンチェロッティ氏がチェルシーの次期指揮官候補というニュースをリリース。さらに、ロマン・アブラモビッチ会長と同氏は、すでに面会も済ませているとも報じられた。
そのことについて、コンテ監督は「毎週のように、クラブとの来季についてや他の監督とコンタクトを取ったというような記事を目にする。私にとっては何の問題もないが、選手が影響を受ける可能性はある」と、チームへの悪影響を不安視している。
「まだ1年間契約が残っている。現時点では、選手とチームをより向上させたいと思っている」と、コンテ監督はメディアの過剰な報道を抑え、今季に集中したいと考えていることを明かした。
果たして今後、メディア側にコンテ監督への配慮は見られるのだろうか。
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