ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

独サッカー連盟がフィリップ・ラームを名誉主将に。会長「人間としても偉大な人物」

 ドイツサッカー連盟(DFB)は元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム氏に”名誉主将”の称号を贈ることを発表した。8日、ドイツメディア『SPORT1』など複数メディアが報じている。

 ラームは長い間ドイツ代表のキャプテンを務め、2014年ブラジルワールドカップでは優勝に大きく貢献。所属クラブのバイエルン・ミュンヘンでもブンデスリーガ制覇8回、国内カップ優勝6回、UEFAチャンピオンズリーグ、クラブワールドカップで1度優勝を果たしたレジェンド選手だ。昨シーズン限りで引退し、現在はサッカーと離れた生活を送っている。

 DFBのラインハルト・グリンデル会長は「サッカー選手としても、人間としても偉大な人物である。素晴らしいスポーツ選手であり、チームプレイヤーであり、社会貢献活動も行う人間だ。サッカーのプレー面だけの評価ではなく、人間的な評価も受賞理由である」と賞賛を送っている。

 ラームは受賞に際し「DFBの歴史に参加することは大変名誉なことです」とコメントを寄せている。