先日、日本代表MF香川真司や、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンなどを、ドルトムントに移籍させたことで有名なスカウト、スベン・ミスリンタート氏がアーセナルに移籍した。同氏は2007年から2017年11月までドルトムントのスカウティング部門で働いた。
そのミスリンタート氏が、香川やオーバメヤンの移籍の裏側をドイツ紙『キッカー』に語っている。
香川については「トーマス・クロート(香川の代理人)が助言をくれたんだ。当時私はまだスカウティング部門での経験が浅く上司に相談したら2部の日本人を獲得しようということになった。それから6度も視察し、最終的には35万ユーロ(約4500万円)で獲得したんだ」と移籍の経緯を話した。
また、オーバメヤンについては「私達ははじめ、彼をロベルト・レバンドフスキの後継者としてスカウトしていた。でも彼はレバントフスキとは全く違うタイプのストライカーだったんだ。だから彼を獲得するのには少し時間がかかったね」と獲得時の苦労を語っている。
そして、アーセナルに移籍することになったミスリンタート氏は「もし私と妻がロンドンでの生活が気に入れば今後アーセナルで10年、12年過ごすことも想像できる」と明かしている。
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