ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン、ハメスに対して買取オプションを行使しない方向。そこにはある2つの理由が…

 バイエルン・ミュンヘンは、ある2つの理由によりコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスをレンタル期間終了後に完全移籍させることを辞めたようだ。4日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が報じた。

 2016年1月からレアル・マドリードを率いているジネディーヌ・ジダン監督の元で2014年に加入した当時のように十分な出場機会を得られなかったハメスは、今夏の移籍市場で2年間のレンタル移籍でバイエルンへと活躍の場を移した。2013年から2015年までマドリードを指揮していたカルロ・アンチェロッティ氏の下で輝きを放っていた同選手は、再びその輝きを取り戻すべく恩師の元へと向かった。

 マドリードでの全盛期ほどの輝きとは行かないものの、初挑戦となるブンデスリーガで徐々に調子を取り戻しているハメス。しかし、バイエルンはある「2つの理由」によりレンタル期間終了後の買取オプションを行使せず、マドリードに「返却」するとの考えを持ち始めているようだ。

 その理由とは、(1)ドイツでの新生活に適応しようとしないこと、特にドイツ語を学ぼうという気が全くないこと(2)バイエルンで友達を作ることに気がすすまないことなどに態度の悪さであるようだ。

 一方、ハメス本人は「バイエルンは完璧なチームだよ。何も言うことはないね」と満足していることを強調しているが、果たして2年後、どのチームでプレーしているのだろうか。