Jリーグ 浦和レッズ

浦和レッズ、10年ぶりのACL優勝。2試合連続ラファエルシルバ弾

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦浦和レッズ対アル・ヒラルが行われた。

 前半立ち上がり8分、浦和は前線からプレスをかけると相手DFがトラップミス。MF長澤が奪い左足を振り抜いた。しかし、シュートはゴール左に外れる。その後も前線からのプレスが機能し、浦和がアル・ヒラルに攻撃の糸口を掴ませない展開。

 こう着状態が続いた前半42分、アル・ヒラルMFミレシがハルビンとのパス交換から右足でシュート。決定的なシーンだったが、アウトにかかり過ぎたボールはゴール右外へ外れた。これが前半唯一のビックチャンス。0-0のまま前半を終えた。

 後半に入ると、アル・ヒラルがボールを支配し攻勢をかけ、浦和はロングカウンターでチャンスを狙う展開。しかし、両チームとも得点には至らない。

時間の経過とともにアル・ヒラルの選手は焦りがプレーに現れる。後半32分、MFアルダウサリが遠藤の右足を踏みつけてこの日2枚目のイエローカードで退場。

 後半43分、武藤が右足で浮き球のパスを送るとラファエル・シルバがDFラインの裏へ抜け出し、右足で豪快にゴール右上へ叩き込み、1-0。

 浦和レッズは最後まで連動したディフェンスで守り抜き、1-0で試合終了。2戦合計2-1でACL優勝を果たした。