
チェルシー 写真提供:Getty Images
さて最後にチェルシーだ。アントニオ・コンテ監督率いる強力なチームだが、ヨーロッパでは少し不安定なようで、ローマ相手に不甲斐ない2戦となった。昨年私は、チェルシーはチャンピオンズリーグに出ていないために無敵に見えるだけだと書いたが、結局それが本当だということがわかった。
チェルシーは、ライバルたちがロシアに行って戻る週に休むことができた。しかし今度は彼らがバクー(カラバフの本拠地)に飛ぶ番となり、疲労は時間と共に増す。チームの衰えの原因だ。エデン・アザールやアルバロ・モラタといった世界的な選手らはいるが、マンCやマンUほどチーム層に深みはない。
決勝トーナメントを見据え、イングランドの全5チームが進出すると仮定して、注目するのはマンCだ。冷静な自信から、彼らはポゼッション率60%でボールを保持し、それによって最初から最後まで試合をコントロールする。結局のところ、相手チームはボールを持たれていればゴールはできないのだ!アーセナルにポゼッションを譲りつつゴールを決める、マンUやチェルシーとスタイルを比較してみよう。
これは国内リーグでされることだが、完全に別の問題としてバルセロナ、Rマドリード、パリ・サンジェルマン相手にそのラインを保つことができるかどうか。もしペップ・グアルディオラ監督下の男たちが自信を保ち続ければ、彼らは二倍かそれ以上のシュートをするだろう。
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