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元ブラジル代表カカが古巣ミランに復帰か? 「ミランには常に愛情を持っている」

 MLSのオーランド・シティを退団したカカが、ミランのオフィスである「カーザ・ミラン」を訪問。古巣復帰の可能性が高まっている。23日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。

 10月にオーランド・シティを退団し、現在フリーとなっているカカは、ミラノで新たな道を模索しているようだ。再び訪れたイタリアの地で記者からの質問に応えた同選手は、「プレーを続けるか、辞めるか、決断を下す必要がある。ミランのプロジェクトは好きだ。それについて(マルコ)ファッソーネ氏と話したよ」と、ミラン幹部と話し合いを行い、将来について考えを巡らせているようだ。

 また新しいミランについては「全てにおいて明確なアイデアがあるね。これまでのように、欧州とイタリアで主役の座を演じたいという考えだ」と、チームの現状について語っている。

 ミランが欧州の舞台で主役を務めるためには、どれぐらいの時間が必要かという問いに対しては「それぞれの結果と決定次第だ。毎年考えながら、じっくりとやっていく必要がある。僕は常にミランに愛情を持っているし、チームとの関係は素晴らしいものさ」と、古巣への愛着を示した。

 カカは、2006/2007シーズンにミランで欧州制覇を経験し、バロンドールにも輝くなど多大な功績を残した。選手として、またはクラブのスタッフとして加入するのかは明かされていないが、ミランとカカの新たな冒険が再びスタートするかもしれない。