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元フランス代表メクセスが、引退後の“パパ”としての生活を明かす「ジダンやトッティとは違う」

 元フランス代表DFフィリップ・メクセスが、父としての一面を見せている。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が同選手のコメントを伝えた。

 現役時代をローマやミランで過ごしたメクセスは、2016年にミランで現役生活の幕を閉じた。現在35歳とまだ現役としてプレー可能な同選手には、トルコ、中国、アメリカ、メキシコ、インドなどからもオファーが届いていたという。しかし膝の痛みなどから、選手生活を続ける気持ちにはなれなかったようだ。

 約17年のプロ生活にピリオドを打ったメクセス。フランスメディア『フランス・フットボール』の取材に応じた同選手は、「“パパ”として、子どもたちを学校やサッカーに連れて行き、彼らと一緒に宿題をしているよ」と、現役生活を終えたミラノで、父親としての日々を満喫しているようだ。

 また「(ジネディーヌ)ジダンや(フランチェスコ)トッティ、それから(リリアン)テュラムとは違うんだ」と、サッカーからは身を引き、第一線で活躍するのではなく、一般的な父親になることを望んでいたと明かした。

 それでも将来的には、「いつか、サッカーが私に与えてくれたことを若い世代に伝えたい」と、指導者としての道を目指していることも語っている。

 人知れず引退を決断したメクセスは、選手生活を終え、自分なりに新たな人生を謳歌しているようだ。