元ミラン会長のシルビオ・ベルルスコーニ氏は、現在のミランに落胆しているようだ。1日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。
セリエA第11節終了時点で8位に沈むミラン。10月15日にはインテルとのダービーマッチで惜敗を喫し、前節ユベントスにも0−2と完敗した。チャンピオンズリーグへの出場権獲得を目指すミランにとって、ライバルとの一戦を落とすことは大きな痛手と言えるだろう。
ベルルスコーニ氏は、そんな現在のミランを見て状況を懸念しているようだ。同氏は「クラブを離れてからスタジアムに足を運んだことはない」と現地観戦からは離れていると話すが、「ミランの試合をテレビで見るが、気分はよくない」と同クラブに対する穏やかではない胸中を明かした。
また以前にもベルルスコーニ氏は、イタリア紙『コリエレ・デッラ・セーラ』の取材に対し、「(ミランの)選手獲得ついては理解できない。これまでに11人の選手を入れ替えるチームを見たことがない」と不信感を述べている。
現状を好転させるためにチームとして一丸となりたいところだが、ビンチェンツォ・モンテッラ監督解任の噂も絶えない。元会長が不安視するミランの復活は、前途多難だ。
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