サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也は現地サポーターから高評価を与えられているようだ。
サウサンプトンは今夏の移籍市場でオランダ代表DFベスレイ・フートを獲得。昨季はレギュラーだったイングランド人若手DFジャック・スティーブンスに加え、同代表DFフィルジル・ファン・ダイクが怪我から復帰したことにより、センターバックのポジション争いが激化することになった。
しかし、吉田は今季全10試合中9試合で先発フル出場を果たすなどチームに欠かすことのできない主力選手として好パフォーマンスを披露している。8月にクラブ月間最優秀選手に選出されたことがその証左だ。
今季の吉田がいかに”サウサンプトンにとって重要な存在であるか”を示すデータが25日にイギリスのファンサイト『FANSIDED』に投稿され、同クラブサポーターの中で話題となっている。同クラブサポーターのエドワード氏が投稿した特筆すべきデータは以下のとおりだ。
・今季リーグ戦出場8試合で4試合でクリーンシート（無失点）に抑える活躍を見せている。
・チームで最もクリアに成功（49回）、2番目にインターセプトに成功（10回）、空中戦の勝利数3位（24回）
・信頼が置けなかった後方からのビルドアップにおいて大きく改善した。パス本数508本はチーム2位の数字である。
・素晴らしいダイレクトボレーを決め、1ゴール1アシストと攻撃面でも貢献している。
エドワード氏によると「2012年にVVVフェンロからサウサンプトンに加入した直後は出場機会に恵まれなかったが、ひたむきにトレーニングを重ねてポジションを勝ち取ったことは素晴らしい。自分を含めた多くの人が吉田のファンとなっている」という。
同氏は「スティーブン・デイビスが欠場すれば吉田がキャプテンを務める。クラブが彼をどれほど高く評価しているかが分かるだろう」と締めくくり、サポーターやクラブから愛されていることを示している。
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