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イングランド代表に黄金世代は再来しないのか。ゴールデントリオが活躍しない理由

 問題はケイン、ラッシュフォード、アリといった選手たちではない。ガレス・サウスゲート監督だ。彼は選手たちからしがらみを取り除かなければならない。用心深くなりすぎてはならない。イングランド代表監督としてではなく、国際舞台で戦うヨーロッパの、ワールドクラスの監督として仕事をしなければならない。ゴールデン・トリオをうまく生かすための最大のチャンスは来月に行われるブラジルとドイツとの親善試合だろう。

 サウスゲート監督の下、イングランド代表がどれだけの結果を残すことができるのかを占うための本当の意味でのテストとなりそうだ。サウスゲート監督 にとって、3バックでどれだけクリエイティブな戦い方ができるのかを証明するチャンスである。ローズやカイル・ウォーカーといった両ウイングバックを高い位置でプレーさせ、ヘンダーソンやダイアーが中盤の底でプレーすることになるだろう。彼らが素早くアリにボールを渡し、ケインやラッシュフォードのスピード、若さ、攻撃的な創造性を生かすことができれば、イングランド代表においてゴールデン・トリオが本来の力を発揮することができるようになるだろう。

 ゴールデン・トリオとされる3人のように、スピードがあり、テクニックのある、想像力に溢れているだけでなく、若くて思い切りの良い選手たちがイングランド代表でプレーするのは本当に久しぶりだ。彼らの可能性を生かすことができるかどうかは監督の腕次第だ。仮にガレス・サウスゲート監督がしがらみを取り除くことができれば、イングランド代表はワールドカップで良い結果を残すことができるだろう。そうすることなく、ゴールデン・トリオの持つ創造性を奪ってしまうようであれば、最も人々を沸かすことのできる3人の存在を否定するだけでなく、またもや人々の期待を裏切った退屈なワールドカップの後に彼自身も解任されることになるだろう。

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