今週15日のセリエA第8節ミラノ対インテルは長い歴史を持つダービーだ。しかしこの伝統的な一戦では2人の若き主砲が主役になりそうだ。12日、イタリア紙、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が紹介している。
世界中のファンたちも注目するこの試合は24歳のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ擁するインテルが優勢との報道が多い。確かにインテルは名将ルチアーノ・スパレッティをむかえ今季いまだに負けておらず、順位でもユベントスに次ぐ3位に位置する。そして攻撃陣の要であり主将も務めるイカルディは順調に得点を重ね得点ランキングで5位に位置する。セリエAでは今まで80点以上ゴールを決めている。
対する22歳のポルトガル代表FWアンドレ・シウバは今季から加入したこともあり、未だにセリエAでは得点が無い。しかしヨーロッパ・リーグ、及びに代表でのゴールがすでに9ゴールであることからもその実力を否定することは難しい。
同選手はイカルディと同様にセンターフォア-ドもこなすことができるがセカンド・トップ若しくは何メートル後ろのポジションをこなすこともできる。そしてイカルディがフィニッシュを好むのに対してシウバは多彩なプレーをもつ。
シウバのセリエA出場機会は圧倒的に少ない。しかしユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが徐々にその地位を勝ち取ったように、出場機会そしてゴールに飢えているシウバにとってダービーは躍進の機会である。
そして24歳の若さながらインテル主将を務めるイカルディにとっては好調のインテルにさらなるはずみをつける機会だ。どちらにせよダービーではこの若き2人の主砲の活躍に注目したい。
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