プレミアリーグ アーセナル

ベルカンプ、現役時代にインテルを選んだ過去を後悔「クライフが呼んでくれていた」

 アーセナルの伝説的FWである元オランダ代表のデニス・ベルカンプ氏はサッカーの歴史に名を残すプレーヤーだ。そんな彼もインテル在籍中の成績は振るわなかった。ベルカンプ氏がスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』で言及し、それをイタリア『FCインテル 1908』が26日に紹介している。

 ベルカンプ氏はアヤックスでプロデビューを果たし、2005/2006年シーズンに引退するまでに数々の素晴らしいプレーそして美しいゴールの数々を量産した。キャリア初期のアヤックス在籍時には3度得点王に輝くなどの活躍を見せ、幾多のクラブが同氏の獲得に動いた。そして故クライフ監督率いるバルセロナもそのひとつだったようだ。

「誰にも言わないことを約束にヨハン・クライフは私をバルセロナへほしいと明かしてくれた。そして彼は毎回違うクラブからオファーがくるごとにそれ蹴るようにいってきたんだ。バルセロナが唯一のオプションだとね」

 しかし彼は最終的にイタリアのインテルを選ぶ。その実力の一部は見せる事ができたものの、同氏のキャリアの中で最も輝きが少ない期間だ。

「インテルの印象が一番よかったんだ。ただ彼らがしてくれた約束は続かなかった。”攻撃的戦術のチーム”になるはずだったの1ヵ月後もたなかったのだから。約束してた条件と違ったよ」

 その後、インテルよりアーセナルへ移籍した同氏は引退まで世界中のファンを魅了させた。そして引退後の現在も彼のゴールのひとつがプレミアリーグ史上最も美しいゴールに選ばれているなどそのファンは多い。

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