
マンチェスター・シティにとって今シーズンは優勝が絶対条件の正念場だ。昨季無冠に終わったチームは2億4430万ユーロ(約323億円)の大枚をはたいて大型補強を敢行した。指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ氏も就任2年目を迎え、言い訳のできないシーズンとなっている。
そんな背水の陣を敷いているチームをゴールでけん引しているのがチームのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロと弱冠20歳のブラジル代表FWガブリエル・ジェズスの“南米コンビ”。リーグ戦5試合を終え2人で9ゴールを稼ぎ出している。5-0で勝利した第4節のリバプール戦や6-0で勝利した第5節のワトフォード戦では、その得点力がいかんなく発揮された。
今季と昨季のシティではシステムに大きな違いがある。それは昨季がほとんどの試合で1トップのシステムを採用していたが、今季はアグエロとジェズスの2人が共存できる2トップのシステムを採用していることだ。2人の素晴らしい才能を持ったFWが前線にいることで相手DFにとって大きな脅威となっている。
2トップへの変更とともに、グアルディオラ監督は布陣を3-5-2へと変更した。シティは今夏、モナコからフランス代表DFバンジャマン・メンディ、トッテナム・ホットスパーからはイングランド代表DFカイル・ウォーカーなどサイドバックを主戦場とする選手を複数獲得した。
記録的な移籍金で獲得したこれらの選手たちだが、ウイングバックのポジションで起用することでサイド攻撃のクオリティを格段に上昇させた。リバプール戦の2ゴール目や4ゴール目のようにベルギー代表MFケビン・デ・ブライネやドイツ代表FWレロイ・サネらとのコンビネーションでサイドからチャンスを演出している。一方で中央に厚みがました守備面は安定感を増しており、5試合で失点はわずかに2と堅固な守備を保っている。
ここまで、リーグ戦5節を終え4勝1分と上々のスタートを切ったシティ。1試合平均3.2得点、0.4失点と圧倒的なパフォーマンスをみせている。2013/2014シーズン以来のプレミアリーグ制覇を目指すシティに死角はない。
後半荒れ気味のサガン鳥栖vs大宮アルディージャで…山下良美主審に批判相次ぐ
文: Shota | 2025/3/15 | 32
J1京都vs広島で山下良美主審のジャッジ話題に。ハンドの可能性巡り賛否
文: Shota | 2025/3/30 | 29
三笘薫のプレーに悪影響も!伊藤洋輝を日本代表OB批判「それさえしない」
文: Shota | 2025/3/22 | 29
京都vs広島、山下良美主審の紹介時にブーイング。判定基準など巡り賛否も
文: Shota | 2025/3/30 | 28
浦和レッズvsファジアーノ岡山でハンド疑惑?VAR担当の荒木友輔氏に批判も
文: Shota | 2025/3/10 | 26