
ベネツィアのフィリッポ・インザーギ監督 写真提供:Getty Images
ミランのレジェンドである元指揮官であるフィリッポ・インザーギ氏が、現在のミランとラツィオで活躍するシモーネ・インザーギ監督について語った。13日イタリア紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」に語った。
現役時代ミランに10年以上在籍し、そして数多のゴールを量産し伝説を残したことからフィリッポ・インザーギ氏。現在はセリエBのベネツィアで指揮をとっており、昨季は同クラブをイタリア3部で優勝に導いた。
ベネツィアは世界屈指の観光都市である。しかしインザーギ監督の生活はサッカー一色のみだ。
「朝から晩までジャージで生活してるよ。朝起きてジョギングし、その後ずっと練習場ですごし、夕食はスタッフと試合にそなえるためのミーティングだ。たしかに”さみしい”生活ではあるよ」
ミランと弟のシモーネ・インザーギ監督率いるラツィオの試合についてはどちら応援するべきか迷ってしまったことを明かしている。
「正直日曜日は僕のミランかシモーネを応援するか迷ったよ。ミランといえば大型補強をしたけれども、成果がでるまでもっと長い目でみるべきだ。もうすでに監督解任危機の記事が出始めてる。間違ってるよ。ナポリやラツィオの成功を参考にすべきだ」
そして昨シーズン開幕前には実質的に一度解任されたシモーネ監督についても言及した。
「シモーネは解任されそうだったんだ。(現リール監督)ビエルサがかわりにラツィオにくる可能性があった。だけど彼はその危機をうまく乗り越えた。今は起用できる選手数が少ないなど、たくさんの試練がある。だがこれから彼はそれを乗り越えなくてはいけない」
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