アーセナル CL/EL

偉大な選手でも届かない。CL優勝経験のないスター選手10選

今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)も準決勝1stレグを終え、決勝に進む2クラブが決まろうとしている。ワールドカップと並んで全てのサッカー選手の最終目標であるビッグイヤー(CL優勝トロフィー)だが、その道程はあまりにも険しい。誰もが知っているスター選手であっても、CL優勝経験がない選手が多数存在する。そこで今回はCL優勝経験がない偉大な10選手を紹介する。


ロナウド

国籍:ブラジル
クラブ:PSV、バルセロナ、インテル、レアル・マドリード、ミラン

ワールドカップでは母国ブラジルを優勝に導いた元祖“フェノーメノ(怪物)”も、実はチャンピオンズリーグ(CL)を優勝したことはない。レアル・マドリード時代の2002/2003シーズンに準決勝まで進出したものの、ユベントスに敗れている。


ロベルト・バッジョ

国籍:イタリア
クラブ:フィオレンティーナ、ユベントス、ミラン、インテル、ブレシア etc.

ユベントス、ミラン、インテルと北の3クラブを渡り歩いたイタリアの至宝は、チャンピオンズリーグでもワールドカップでも優勝することはできなかった。インテル時代の1998/1999シーズンのベスト8が最高成績である。ユベントス時代の1992/1993シーズンにUEFAカップを制している。


ミヒャエル・バラック

国籍:ドイツ
クラブ:レバークーゼン、バイエルン・ミュンヘン、チェルシー etc.

ドイツの皇帝フランス・ベッケンバウアーの後継者として“小皇帝”と呼ばれたバラックは、シルバーコレクターとしても有名だ。2002日韓ワールドカップ、EURO2008と国際大会でことごとく準優勝に終わった同選手にとって、CLも例外ではなかった。2001/2002シーズンにレバークーゼンで、2007/2008シーズンにチェルシーでCL決勝の舞台に立ったものの、それぞれレアル・マドリードとマンチェスター・ユナイテッドの前に涙を飲んだ。


フランチェスコ・トッティ

国籍:イタリア
クラブ:ローマ

ローマの“王子様”フランチェスコ・トッティにとって、チャンピオンズリーグ(CL)優勝は半ば「ミッション・インポッシブル」だったかもしれない。キャリアの全て25シーズンをローマで過ごしたトッティは2000/2001シーズンにセリエA優勝を成し遂げた。しかし、欧州の舞台では2006/2007シーズンと2007/2008シーズンのベスト8が最高成績となっている。


デニス・ベルカンプ

国籍:オランダ
クラブ:アヤックス、インテル、アーセナル

極度の飛行機嫌いから“飛ばないダッチマン”の異名を持つベルカンプはCLの舞台で栄冠を掲げることはできなかった。かつて飛行機乗客中に同機体が爆破予告の対象となったことで、ベルカンプは飛行機恐怖症となった。それでも、陸移動で国際大会に出場した同選手はUEFAカップを2度優勝している。しかし、アーセナル時代の2006年にCL決勝に進出するもバルセロナに敗れビッグイヤーを獲得することはできなかった。


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