先日、モナコに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペのパリ・サンジェルマン加入が報道されたが、これはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の観点から不可能であると、フランス『ル・パリジャン』が伝えた。
昨シーズン、突如フランスに現れた神童は今夏の移籍市場で最も話題に上っている人物のうちの一人である。連日のように去就に関する報道がなされており、レアル・マドリード行きが個人合意に達したとの報道があったが、一転して先日はPSG行きが報じられるなど情報が交錯している。
しかし、1億8000万ユーロ(約231億円)という巨額の移籍金が発生すると言われていることから、先日バルセロナからネイマールを2億2200万ユーロ(約285億円)で獲得したPSGは、FFP違反を回避しながらの獲得は不可能に近いと同紙は分析している。
また、かつてモナコで活躍したエリック・アビダル氏は「ワールドカップでプレーするために、まずは今シーズンも安定したパフォーマンスを披露する必要がある。そのためには、今はモナコに残るのが得策だと思う。マドリードのようなビッグクラブへ行くのはその後でも遅くない」と持論を展開しているが、果たしてムバッペ本人はどのような決断を下すのだろうか。
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