セリエA

カッサーノ、まさかの引退撤回。わずか3時間で現役復帰「ちょっとした気の迷い」

 セリエA昇格組のエラス・ベローナに加入しわずか8日間で引退を決意したとみられていたアントニオ・カッサーノだが、一転してベローナ入団を決意したことを記者会見で発表した。

 カッサーノは今月10日にベローナに加入したが、入団決定からわずか8日後の18日午前に家族が恋しいという理由で突如退団と現役引退を決意したと報道された。当然、直後に予定された18日午後の記者会見ではベローナ退団と引退が発表されるものだとみられていた。

 しかし、記者会見でカッサーノはまさかの残留宣言。「(退団を考えたのは)ちょっとした弱さだった。私はベローナでプレーし続けることに決めた。」と退団を撤回したことを表明した。

 また、トラブルメーカーとして知られる同選手は過去の行いを謝罪し、今後の活躍を誓っている。

「私の人生ではたくさんの愚かなことをしました。応援してくれるサポーターに謝罪します。妻と子供達は私がプレーしている姿を見たいと言ってくれました。体重は7キロ減って、モチベーションはかなり高いので私を許してくれることを願っています。(サポーターが)忘れることのできないくらい良いプレーを見せたいです」