プレミアリーグ マンチェスター・シティ

ナスリ、ドーピング疑惑で引退か。4年間の出場停止処分も

 レンタル先のセビージャからマンチェスター・シティへの復帰を果たしたフランス代表MFサミル・ナスリにドーピング疑惑がかけられている。29日、英紙「デイリー・メール」が報じた。

 ナスリは昨年12月にロサンゼルス市内の病院で静脈内点滴を受けており、それが問題視されているようだ。世界アンチ・ドーピング機関の定めた規定に、6時間ごとに50ml以上、静脈内点滴を使用してはいけないというものがあり今回はそれに抵触する恐れがあるということだ。ただ、手術や入院など特別な理由があれば適用外とされるようだ。

 この件について欧州サッカー連盟(UEFA)も調査に乗り出しており、仮にドーピングが認められれば最大で4年間の出場停止処分が下されるという。4年後ナスリは34歳になっており、仮に処分が下されれば選手生命の終焉を迎えてしまうかもしれない。