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ディバラ、アルゼンチン代表での不遇により兄が指揮官を批判

 ユベントスのFWパウロ・ディバラの兄がアルゼンチン代表のリオネル・スカローニ暫定監督に対する不満を爆発させて波紋を呼んでいるようだ。現地時間11日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が報じている。

 ディバラは今季、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの加入もあり、ここまで開幕節・キエーボ戦での出場にとどまっており、厳しい立場に置かれている。またアルゼンチン代表でも現地時間7日に行われた国際親善試合・グアテマラ戦で出場機会が訪れることがなく、11日に行われるコロンビア戦でも先発メンバーから外れている。

 これを受けて、同選手の兄であるグスタボ氏は苛立ちを募らせている模様。同氏は自身のSNSを通じて「もし彼らがパウロで金儲けをできないのであれば、出場機会がないのは当然だ」とコメントを残しており、周囲ではこのコメントに対する批判の声が上がっているようだ。

 クラブでも代表チームでも苦境を迎えているディバラではあるが、チームに必要とされる時期がやって来ることを信じて今はトレーニングに励むしかないもかもしれない。